きっかけはモノでもいいじゃない
キャンプやってると自ずとアウトドアなウェアやギアも増えていくのだけど、
ついデザインが気に入るとオーバースペックなものでも買ってしまう。
まぁ、大は小を兼ねるし、普段使いだって軽くて暖かい方がいい。
いいに決まってる。
…でもふと思う。このpatagoniaのシェル、3000m級の冬山でも対応出来るのに、
大丸山(標高156.8m・横浜市最高峰)しか行ったことないなぁ、と。
モノに申し訳ない。モノは使い倒してこそ。今はガラスケースに並べているのと大差ない。
そんな声に耳を塞ぎつつ、また買ってしまったのです。
ogawandのAcperience。ただロールトップのバックパックが欲しかっただけなのに。
このバックパックのスゴさはいつか語るとして、無視できない事が一つ。
ogawandってガレージメーカーだから手作りなんです。
今までのマスプロダクツと違って作り手が近い。東京のどこかで。何なら手土産持ってお礼に行ける距離で。
誰かが。ていうか小川さんが。ミシンでガガガガッとやってくれてここにある。
もう耳を塞いでいる場合ではない。モノはちゃんと使わなければ。
というわけで今秋のOMM*1出場を目指すことにしました!
森の中で泥にまみれながらモノを使い倒したり、自然にシバき倒されたりする。
そうしたらモノも、作った人も、使った僕も、楽しいんじゃないかな。
*1:いくつものチェックポイントが記された地図を渡されて、コンパス頼りに山の中を駆けずり回るレース。男塾の直進行軍のように道なき道を直進して迷子になってもいいし、遠回りして安全な登山道を進んでもいい。その戦略を楽しむレース。らしい。
真面目な猫なんているのだろうか?
新しいフィルムを入れたら、ちゃんとセットされたか確認の為に何回かシャッターを切る。
あるいは、現像に出す前にハンパに残った2,3枚分を撮りきる。
そんな「仕方なく撮る」感じが好きで、それには家にころがってる猫がちょうど良くて、
こんな写真がネガの始めと終わりに居座ることになる。
ばにーさんがハイクでやってる12:30*1にも同じ空気を勝手に感じてるのだけど、
そうやって「仕方なく」や「定時だから」といった理由で写真の主体性を薄めると気楽に撮れていい。
もしかするとその中で個性が浮かび上がることもあるのかもしれない。
そんなこんなで僕はテキトーに撮った猫が好きです。
Nikomat EL / Nikkor-HC 50mm F2 / FUJIFILM PRO400H
*1:12:30に撮った写真を貼るキーワード