真面目な猫なんているのだろうか?
新しいフィルムを入れたら、ちゃんとセットされたか確認の為に何回かシャッターを切る。
あるいは、現像に出す前にハンパに残った2,3枚分を撮りきる。
そんな「仕方なく撮る」感じが好きで、それには家にころがってる猫がちょうど良くて、
こんな写真がネガの始めと終わりに居座ることになる。
ばにーさんがハイクでやってる12:30*1にも同じ空気を勝手に感じてるのだけど、
そうやって「仕方なく」や「定時だから」といった理由で写真の主体性を薄めると気楽に撮れていい。
もしかするとその中で個性が浮かび上がることもあるのかもしれない。
そんなこんなで僕はテキトーに撮った猫が好きです。
Nikomat EL / Nikkor-HC 50mm F2 / FUJIFILM PRO400H
*1:12:30に撮った写真を貼るキーワード