流されやすいこと藻の如し
最近なんだか「フィルム」という単語を行く先々で見かけるなー。
そういえばウチにもフィルムカメラあったはず！と父の書斎を漁ったら発見しました。
Nikomat EL!
そういえば子供の頃このカメラでカメラマンごっこした記憶があります。
使い捨てカメラの無限遠ファインダーしか知らなかったその頃の自分には、フォーカスを自分で合わすギミックが新鮮だし、
フィルム入れてないのにシャッターが切れる（音もイイ！）のも遊びにはもってこいだった気がします。
全ての部品がガチャガチャと音を立てて動き、メカメカしさが男の子回路を刺激します。
ニコン初の電子シャッターと絞り優先AEが搭載された機種で「Nikomat」というのはNikonの普及機に付けられるブランド名。
露出計と絞りの情報から自動で電子シャッターのスピードを決めてくれる仕組みだそうです。
レンズは「Nikkor-HC 50mm F2」がついていました。ググってみたけど、特に情報がなかったので普通のキットレンズだったのでしょう。
フィルタとゴムフードを外して掃除がしたかったのですが、どうやっても外れないので諦めました。
当然電池も切れていて、さらに電池ボックスから外れなくて困りましたが、
電池が切れている時はシャッタースピード1/90固定との事なので絞りを合わせてあげれば撮れる！
という訳で善は急げとフィルムを買って*1撮影してきました。
ファインダーを覗くと裏蓋から薬品臭が漏れてきて臨場感を盛り上げてくれたり、これもフィルムの良いところなのかもしれません。
あと関係無いけど*2、フジフィルムの化粧品はフィルム作りで培った
「膜（化粧品なら肌の角質）に狙った物質だけを通過させる/させない」技術の応用で作られているから、
「なんでフィルム屋が化粧品？」とか思わず使って欲しい、効果はバツグンなはず、とフジフィルムの友達が言ってました。
関内からみなとみらいをプラプラしたけどフィルムが余った*3のでウチの猫を激写してやっと36枚撮り切ってただいま現像中です。
実は気紛れでモノクロフィルムを買ったのですが、現像に5日ほど掛かる*4と言われたので焦らされながら待っているところです。
どんな写りかな〜♪または撮れてないかな〜♪
